【10月16日 AFP】(写真追加)世界ボクシング評議会(World Boxing CouncilWBC)のダブルタイトルマッチが16日、東京・国立代々木競技場で行われた。

 バンタム級は王者・長谷川穂積(Hozumi Hasegawa、27)が、メキシコのアレハンドロ・バルデス(Alejandro Valdez、24)をTKOで下し、7連続防衛を果たした。長谷川は2回2分41秒、左アッパーと左ストレートでバルデスからダウンを奪った。両者の戦績は、長谷川が25勝(9KO)2敗、バルデスが21勝(15KO)3敗1分けとなった。

 フェザー級はメキシコのオスカー・ラリオス(Oscar Larios、31)が、粟生隆寛(Takahiro Ao、24)を2-1の判定で破り2度目の防衛に成功した。4回、粟生の右フックでダウンを奪われ、まぶたから出血もしたラリオスだが、その後は慎重な試合運びで左のジャブを繰り出してポイントを積み上げた。両者の戦績はラリオスが64勝(40KO)6敗1分け、粟生が16勝(8KO)1敗1分けとなった。(c)AFP