【7月1日 AFP】ボクシング、WBA世界フライ級王座統一戦12回戦。正規王者の坂田健史(Takefumi Sakata、日本)は、暫定王者のロベルト・バスケス(Roberto Vasquez、パナマ)と対戦。試合は坂田が12ラウンド判定の末に3-0(115-113、116-113、116-112)でバスケスを降し、王座初防衛に成功した。

 2007年3月に前王者のロレンソ・パーラ(Lorenzo Parra、ベネズエラ)を降し正規王者となった坂田は、2006年12月に行われた暫定王座決定戦ではバスケスに1-2の判定で敗れていたが、この試合では雪辱を果たしたことになった。

 12ラウンドを戦い、お互いダウンはなかったものの、4ラウンド以降は主導権を握った坂田が連打を浴びせ、バスケスを何度もロープ際に追い込んだ。

 戦績は坂田が31勝(15KO)4敗1分。バスケスは24勝(17KO)2敗。(c)AFP