【8月29日 AFP】陸上、ダイヤモンドリーグ2013(IAAF Diamond League 2013)第13戦チューリヒ大会(Weltklasse Zurich)の開催を控え、男子短距離のウサイン・ボルト(Usain Bolt)が国際サッカー連盟(FIFA)を訪れた。

 第14回世界陸上モスクワ大会(14th IAAF World Championships in Athletics Moscow)で再び短距離2冠を達成し、世界のスポーツ界で最も注目を集めるアスリートの一人であることを示したボルトは、大会が行われるチューリヒ(Zurich)のFIFA本部を訪問した。

 イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のファンを公言しているボルトは、ジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)会長から2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の観戦に招待された。

 ブラッター会長は「ここ数年、彼は短距離界を支配している。その偉大な青年が本日ここに居ることは非常に誇らしい」とコメントした。

「また最近では、4×100メートルリレーも自身にとって非常に重要なものだと示した。彼もまた、サッカー選手と同じようにチームプレーヤーであること示した」

 大会にはモスクワ世界陸上で優勝した17選手、今季世界最高の記録を持つ17選手、ロンドン五輪の金メダリスト15選手、さらに世界記録保持者5選手が出場する。

 ボルトは、男子100メートルに出場する予定となっている。(c)AFP