南アフリカのズマ大統領 選手の性別疑惑に不快感示す
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【8月26日 AFP】南アフリカのジェイコブ・ズマ(Jacob Zuma)大統領は25日、第12回世界陸上ベルリン大会(12th IAAF World Championships in Athletics Berlin)で女子800メートルを制したキャスター・セメンヤ(Caster Semenya)をめぐる性別疑惑について、同選手が公の場で恥をかいたとし、国際陸上競技連盟(International Association of Athletics Federations、IAAF)へ「不快感」を示した。
ズマ大統領は「セメンヤさんの扱われ方について不快感があるとお伝えしたい。ある1人の選手に対して他の選手より勝る不正な利益があったか否かを徹底的に調査することは、潔白でプロフェッショナルで有能な選手を公の場で恥をかかせることでもあります」と記者に語っている。
さらにズマ大統領は、セメンヤの性別を確認するために遺伝子検査を受けなければいけないという決定に対して政府の懸念を示すため、マケンケシ・ストフィーレ(Makhenkesi Stofile)スポーツ・余暇相がIAAFへ書簡を送ったことを明かしている。
セメンヤは同日、南アフリカに帰国している。(c)AFP
ズマ大統領は「セメンヤさんの扱われ方について不快感があるとお伝えしたい。ある1人の選手に対して他の選手より勝る不正な利益があったか否かを徹底的に調査することは、潔白でプロフェッショナルで有能な選手を公の場で恥をかかせることでもあります」と記者に語っている。
さらにズマ大統領は、セメンヤの性別を確認するために遺伝子検査を受けなければいけないという決定に対して政府の懸念を示すため、マケンケシ・ストフィーレ(Makhenkesi Stofile)スポーツ・余暇相がIAAFへ書簡を送ったことを明かしている。
セメンヤは同日、南アフリカに帰国している。(c)AFP