【5月28日 AFP】ロンドン五輪バレーボール世界最終予選(2012 FIVB World Olympic Qualification Tournament)女子大会は27日、東京で行われ、日本は2-3(25-18、21-25、25-19、21-25、9-15)でセルビアに敗れたものの、同五輪出場権を獲得した。

 同日行われた試合でペルーに3-0(25-11、25-18,、25-21)で勝利した韓国が5勝2敗の勝ち点15で2位、日本を下したセルビアが5勝2敗の勝ち点14で3位に入り、それぞれ五輪出場権を手にしている。また、最終予選首位を確定させ五輪出場を決めていたロシアは、3-0(25-14、25-17、25-17)で台湾を下し7戦全勝を飾っている。

 日本は、4勝3敗の勝ち点12で並んだタイをセット率で上回って4位に入り、今予選上位3カ国以外に与えられるアジア勢最上位枠で五輪への切符を手にしている。

 タイが先に行われたキューバ戦で3-1(25-23, 25-23, 18-25, 25-21)と勝利していたものの、日本はセルビア戦の第3セットを終えた時点で2セットを獲得したことで五輪行きを決めた。

 日本の真鍋政義(Masayoshi Manabe)監督は「選手たちは非常によく頑張った。選手にはこの厳しい状況から学んだことをロンドン五輪で生かしてもらいたい」とコメントしている。(c)AFP