【9月28日 AFP】体操の段違い平行棒で2004年アテネ五輪や2005年欧州選手権で金メダルを獲得し、北京五輪にも期待が掛かっていたフランスのエミリ・ルパンネ(Emilie Le Pennec)が27日、度重なる故障により、国際大会から引退することを発表した。

 北京五輪での連覇達成に挑まないのかと尋ねられたルパンネは、「私が五輪代表チームに入ることは難しいと思うわ」と彼女なしでも五輪への切符を手にしたフランス代表チームについて複雑な胸中を語った。

 現在19歳のルパンネは、9月上旬に行われた第40回世界体操競技選手権(2007 World Artistic Gymnastics Championships)に出場していなかった。

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