【6月26日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)は25日、サンダーランド(Sunderland AFC)からGKのシモン・ミニョレ(Simon Mignolet)を獲得したことを発表した。

 25歳のベルギー代表でもあるミニョレは移籍金900万ポンド(約13億5000万円)でリバプールと長期契約を交わし、12-13シーズン後に同クラブが獲得を発表した4人目の選手となった。

 リバプールは他にもマンチェスター・シティ(Manchester)のコロ・トゥーレ(Kolo Toure)、スペイン1部リーグ・セビージャFC(Sevilla FC)のルイス・アウベルト(Luis Alberto Romero)、セルタ(Celta de Vigo)のイアゴ・アスパス(Iago Aspas)と契約合意に至っている。

 ブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)監督率いるリバプールは、昨シーズンリーグ7位に入り、その他の大会でも無冠に終わるという絶望的なシーズンを過ごした。

 ロジャーズ監督はクラブの公式サイトで、「プレミアリーグでもトップクラスのGKと契約を結ぶことができてとても嬉しく思っている。リバプールは、シモンがその豊かな才能を使い、また、さらに磨きをかけることができるクラブだ」とコメントした。

 ベルギー2部リーグのシントトロイデン(Sint-Truiden)から2010年に移籍金200万ポンドでサンダーランドに移籍したミニョレは、リバプールに加入後、長い間同クラブで守護神として活躍したホセ・マヌエル・レイナ(Jose Manuel Reina)に代わってゴールマウスを守ることになる可能性が高い。

 レイナはスペイン王者FCバルセロナ(FC Barcelona)への移籍が噂されている。(c)AFP