【5月20日 AFP】12-13イングランド・プレミアリーグは19日、第38節の試合が各地で行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は1-0でサンダーランド(Sunderland AFC)に勝利したものの、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)の出場権獲得はならなかった。

 ギャレス・ベイル(Gareth Bale)がまたしても試合終盤に見事な決勝点を挙げ、10人のサンダーランドに競り勝ったトッテナムだが、チャンピオンズリーグ出場を賭けた争いでは一歩及ばなかった。

 アンドレ・ビラス・ボアス(Andre Villas-Boas)監督率いるトッテナムは、本拠地ホワイト・ハート・レーン(White Hart Lane)でのこの試合に勝利し、かつアーセナル(Arsenal)が敵地でのニューカッスル(Newcastle United)戦で勝ち点3を獲得できなかった場合にのみ、アーセナルを抜いて4位でシーズンを終えることができる状況だった。

 デビッド・ヴォーン(David Vaughan)がレッドカードを受けて10人となったサンダーランドに対し、トッテナムは試合終了間際にベイルが素晴らしいロングシュートを決めたものの、アーセナルもローラン・コシールニー(Laurent Koscielny)が得点を決めて1-0の勝利を挙げたため、失望だけが残る結果となった。

 トッテナムは5位となり、ヨーロッパリーグ2013-14(UEFA Europa League 2013-14)出場は決まったが、欧州最高峰のクラブがそろうチャンピオンズリーグ出場をわずかの差で逃した穴埋めには程遠い。

 前シーズンの69を上回り、プレミアリーグではクラブ史上最多の勝ち点72を獲得しただけに、2季連続でチャンピオンズリーグ出場を逃したトッテナムにとってはなお悔しい結果となった。前シーズンのトッテナムはハリー・レドナップ(Harry Redknapp)監督の下で4位に入ったが、リーグ戦6位のチェルシー(Chelsea)が同シーズンのチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2011-12)を制して優勝チームとして出場することが決まったため、出場権を失っていた。(c)AFP/Nick Szczepanik