【5月20日 AFP】12-13イングランド・プレミアリーグは19日、第38節の試合が各地で行われ、アーセナル(Arsenal)は1-0でニューカッスル(Newcastle United)を下した。

 アーセナルはローラン・コシールニー(Laurent Koscielny)の決勝ゴールでリーグ戦4位を確定させ、16年連続となる欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)本戦出場をかけたプレーオフ進出を決めた

 アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督率いるアーセナルは、今季残り10試合となった時点で4位にいたライバルのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に勝ち点7差をつけられ、来季のCL出場権を失うのではないかと見られていた。

 しかしガナーズ(Gunners、アーセナルの愛称)はそこから快進撃を始め、後半7分のコシールニーのゴールで勝利をおさめたセントジェームズ・パーク(St James' Park)のこの試合に至るまで10戦無敗でシーズンを締めくくった。また、アウェー5連勝となったアーセナルは、後半戦ではリーグ最高勝率を記録し、5位トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を勝ち点で1上回った。

 本拠地での3連敗で今季を終了したニューカッスルは、ほぼ満員の52000人余りのサポーターを落胆させたものの、12日クイーンズ・パーク・レンジャーズ(Queens Park RangersQPR)戦に勝利し、1部残留を決めた後とあって、今日の主役は同クラブで20年間を過ごし、これがクラブでの最後の試合となったGKスティーヴ・ハーパー(Steve Harper)だった。

 背番号37のユニホームを身に着け、この試合の主将に任命されたハーパーは試合の前後にサポーターから拍手が送られ、前半37分にはスタンディング・オベーションを受けた。(c)AFP/John Wardle