【5月8日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)は7日、クラブとイングランド代表で主将を務めるスティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)が左肩の手術を行い、今季のリーグ戦残り2試合を欠場すると発表した。

 このためジェラードは、5月29日にウェンブリー・スタジアム(Wembley stadium)で行うアイルランド戦、さらに6月2日に行う2014年W杯(2014 World Cup)開催国のブラジル戦という、イングランド代表の親善試合2試合も欠場することとなる。ジェラードは今週後半に手術を行い、来季のチーム始動には間に合う見込みとなっている。

 ジェラードは数か月にわたって肩の痛みを抱えながらプレーを続け、5日に本拠地アンフィールド(Anfield)で行われたエバートン(Everton)戦の序盤、レオン・オスマン(Leon Osman)と衝突した際にはかなり痛がるそぶりを見せたが、最終的には90分間ピッチに立ち続けた。

 それでも、またしても期待外れのシーズンを送っているリバプールは、残るフラム(Fulham)戦とクイーンズ・パーク・レンジャーズ(Queens Park RangersQPR)戦の2試合で目指すものがないため、クラブの首脳陣は5月末に33歳となるジェラードにとって今が肩にメスを入れる最良のタイミングだと判断した。(c)AFP