【4月22日 AFP】12-13イングランド・プレミアリーグは21日、第34節の試合が各地で行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は3-1でマンチェスター・シティ(Manchester City)に勝利した。

 トッテナムが逆転勝利を挙げ、リーグ優勝を目指すマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を援護した。1点を先行されながらも後半の7分間で一挙に3得点を奪い、前シーズン王者のシティを破ったトッテナムは、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)出場へ向けて再び勢いをつける勝利を手にした。

 シティが敗れて勝ち点が13差が変わらなかったため、アレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)率いるユナイテッドは22日に行われる本拠地でのアストン・ビラ(Aston Villa)戦に勝利すれば、前人未到の20回目のリーグ優勝が決まる。

 また勝利したトッテナムは、敵地でリバプール(Liverpool FC)と2-2で引き分けた4位チェルシー(Chelsea)との勝ち点差を1に縮め、1試合消化の多い3位アーセナル(Arsenal)にも同2差と詰め寄った。

 前半5分にシティのサミル・ナスリ(Samir Nasri)に先制点を許したトッテナムだったが、後半30分を回ってからクリント・デンプシー(Clint Dempsey)、ジャーメイン・デフォー(Jermain Defoe)、ギャレス・ベイル(Gareth Bale)が立て続けにゴールを陥れ、シティを打ちのめした。

 終盤の逆転劇についてベイルは、「監督からもっとワイドに動けと言われて、それがうまくいった。同点ゴールで選手も観客もいけるという雰囲気になった」とコメントした。

「自分たちの特徴を出せた。クラブは1年ごとに前へ進んでいる。選手はチャンピオンズリーグでプレーしたいと思っているし、今日はそれを示せた」

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