【4月21日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を率いるアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)監督が、このところ優れたパフォーマンスを見せている香川真司(Shinji Kagawa)に賛辞を贈り、同リーグの水になじんできたとコメントした。

 12-13シーズンの開幕前にドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)から加入した香川は、シーズン序盤はマンチェスター・ユナイテッドでの成功も間違いないと思わせるプレーを見せたが、10月に膝を負傷し、2か月間の離脱を強いられた後は調子を落としていた。

 しかしながらこのところは期待を抱かせるプレーを続けており、3月のノリッジ・シティ(Norwich City)戦ではハットトリックを達成し、さらに17日のウェストハム(West Ham)戦では決定的な仕事をした。

 24歳の香川が敵地アップトン・パーク(Upton Park)でのウェストハム戦でチームの全2得点を演出するなど好プレーを披露したため、ファーガソン監督は終盤にライアン・ギグス(Ryan Giggs)を投入する際、香川ではなくウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)との交代を選んだ。

 ファーガソン監督はウェストハム戦の香川について、「チームのために非常に良くやってくれている。ボールを持ったときの落ち着きが素晴らしいし、判断も正確だ」とコメントした。

「より気の利いたパスを出そうといつも考えているんだろう。ウェストハム戦の1点目は、真司が冷静に相手を狭いエリアに引き込んでパスを送ったから、バレンシアは押し込むだけでよかった」

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