【4月17日 AFP】12-13イングランド・プレミアリーグは16日、第29節延期分の1試合が行われ、アーセナル(Arsenal)はエバートン(Everton)と0-0で引き分けた。

 本拠地エミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)で勝利すれば5位のトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)との勝ち点差を4に広げ、4位以内の争いで優位に立てたアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督率いるガナーズ(Gunners、アーセナルの愛称)だったが、大事な勝ち点3を逃してしまった。

 体を張った戦術が奏功したエバートン相手に、苛立ちを募らせたアーセナルは勝ち点1を確保するに留まっている。

 来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League2013-14)出場権が獲得できる4位以内を目指すアーセナルは、4位のチェルシー(Chelsea)、5位のトッテナムとは勝ち点2差の3位につけている。

 それでも、チェルシーはアーセナルより残り試合が2試合も多く、ノースロンドンのライバルチーム、トッテナムもアーセナルより消化数が1試合少ない。

「フィジカルの強さ左右される、開始から終了まで目を見張る試合だった」とベンゲル監督は振り返った。

「審判の判定が甘かった場面も多い。(エバートンの)ダロン・ギブソン(Darron Gibson)は退場になっていてもおかしくなかった。見逃されていたことが何度かある」

 エバートンはチェルシーと勝ち点2差の6位をキープしているが、すでに2試合多く消化しており、来季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2013-14)出場権を獲得できる5位が現実的な目標となる。(c)AFP/Steven Griffiths