【4月15日 AFP】12-13イングランド・プレミアリーグは14日、第32節の試合が各地で行われ、サンダーランド(Sunderland AFC)は3-0でニューカッスル(Newcastle United)に勝利した。

 サンダーランドは残留に向けて大きな勝利を手にし、初のタイン・ウェア・ダービー(Tyne-Wear Derby)に臨んだパオロ・ディ・カニオ(Paolo Di Canio)新監督に思い出に残る白星をプレゼントした。

 サンダーランドは前半27分にステファーヌ・セッセニョン(Stephane Sessegnon)が敵地セント・ジェームズ・パーク(St James Park)で先制ゴールを手にした。ディ・カニオ監督は感情を剥き出しにし、タッチライン際を駆けるとガッツポーズを見せて歓喜した。

 後半29分、アダム・ジョンソン(Adam Johnson)が右サイドから切れ込んで左ポスト側にミドルシュートを蹴り込み追加点を挙げると、ディ・カニオ監督は今度は膝から地面に滑り込んだ。

 さらにサンダーランドは同37分、デビッド・ヴォーン(David Vaughan)が試合を決定づける3点目を手にした。

 ディ・カニオ監督は試合後の英国放送協会(BBC)のインタビューに対し、「今日の選手は戦士のようだったので嬉しい。ここで勝つということが何を意味するかは分かっていたから、サポーターが歓喜しているところを見て興奮した。この時期に大きな勝利を手にした。とはいえ、順位表の上ではただの一歩であって、大きな一歩ではない」とコメントした。(c)AFP