【4月8日 AFP】12-13イングランド・プレミアリーグは7日、第32節の試合が各地で行われ、リバプール(Liverpool FC)とウェストハム(West Ham)は0-0で引き分けた。

 ブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)監督率いるリバプールは数多くのチャンスに恵まれながらも不発に終わり、フラストレーションのたまる本拠地での戦いとなった。5位以上を目指しているリバプールにとっては手痛いドローとなった。

 一方のウェストハムは1963年以来、リバプールの本拠地アンフィールド(Anfield)で一度も勝てていない。しかし、手堅い守備で勝ち点1を確保し、降格圏争いを繰り広げる下位チームとは十分な勝ち点差を保った。

 試合開始前には、1989年4月15日に起きた「ヒルズボロの悲劇(Hillsborough Disaster)」の犠牲者を偲んで1分間の黙とうが捧げられた。事故は、英シェフィールド(Sheffield)のヒルズボロ・スタジアム(Hillsborough stadium)で行われたFAカップ(FA Cup)準決勝、リバプールとノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)の一戦で、リバプール側のゴール裏スタンドにサポーターが大挙して混乱を招き、96人の死者を出した。(c)AFP