【4月4日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、リバプール(Liverpool FC)のブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)監督は、GKホセ・マヌエル・レイナ(Jose Manuel Reina)についての今後に関する臆測を否定し、来シーズンもチームに残留すると語った。

 05-06シーズンからリバプールでプレーするレイナには、本拠地アンフィールド(Anfield)を去るのではないかとのうわさがあるが、ロジャーズ監督はレイナがクラブを去りたがっていると考える理由は見当たらないと語る。

「彼が疑念を持ったことはないし、我々の結束は非常に固い。彼や、そのほかのファーストチームの選手には大きな責務を背負わせてきたが、彼らはそれを楽しんでいると思う」

「彼はここに残ると思う。今30歳で、自分の体のケアに気を遣っている。今年、スポーツ科学チームが彼とともにしっかりとやってくれている」

「極めて優れたプレーをみせ、集中している。それを我々のために続けてくれることを願っている」

 レイナの父親でGKとして活躍したミゲル(Miguel Reina)氏は今年に入り、息子はキャリアをスタートさせたFCバルセロナ(FC Barcelona)に復帰したがっていると語っている。

 FCバルセロナの現在の守護神、ビクトル・バルデス(Victor Valdes)は退団の意向を示しているが、ロジャーズ監督はメディアの記事の読み過ぎに強くくぎを刺した。

「バルデスの退団やその可能性による臆測をもとにした記事が、今年に入って多く出ている。それによってバルセロナの新たなGK獲得がうわさされている。彼(レイナ)の父親が語ったとか、そういったものだ」

「ペペ(レイナ)とはいろいろ話している。選手としても人間としても非常に尊敬している。彼はここで成し遂げようとしていることのすべてを理解している。DFとGKの守備陣の反省会でも強い発言力を持っているし、すばらしい選手だ」

(c)AFP