【3月29日 AFP】イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)は28日、所属するアブ・ディアビー(Abou Diaby)が左膝の前十字靱帯を断裂し、最大で9か月の離脱を余儀なくされると発表した。

 フランス代表に選出されている26歳のディアビーは27日の練習中に負傷し、手術を受けることになった。

 クラブは、「アブ・ディアビーは27日の練習中に左膝にけがをし、その後の検査の結果、前十字靱帯の断裂が確認された。専門医と話し合った結果、アブは近いうちに負傷箇所を修復する手術を受けることとなった。離脱期間は8か月から9か月になる見通し」と声明を発表している。

 フランス・リーグ1のオセール(AJ Auxerre)から2006年にアーセナルに加入して以降、ディアビーは数度のけがに悩まされてきた。移籍した年の5月には足首を脱臼骨折し、その後2シーズンは合わせてリーグ戦27試合の出場にとどまっている。

 2010-11シーズンは状況が好転し、中盤での地位を確立して、フランス代表としても活躍が期待された。

 しかし、またしても度重なる故障により翌シーズンの出場機会は5試合にとどまり、今シーズンもここまで16試合にしか出場していない。(c)AFP