【3月18日 AFP】12-13イングランド・プレミアリーグは17日、第30節の試合が各地で行われ、チェルシー(Chelsea)は2-0でウェストハム(West Ham)に勝利した。

 フランク・ランパード(Frank Lampard)がクラブ通算200得点目を決める快挙を成し遂げ、チェルシーは本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)でのロンドンダービーを制した。

 ランパードは直近4試合で得点から遠ざかっており、約1か月の間は得点数が通算199で止まっていたが、かつて所属していたウェストハムを相手に、前半19分にヘディングシュートを決めて金字塔を打ち立てた。

 ランパードの今季14得点目のゴールを足がかりとしたチェルシーは、後半5分にエデン・アザール(Eden Hazard)が追加点を挙げ快勝した。同日の試合でフラム(Fulham)に敗れたトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)と順位が入れ替わり、勝ち点1差で3位に浮上し、5位のアーセナル(Arsenal)とは勝ち点5差を保った。

 2001年にウェストハムからチェルシーに移ったランパードは、あと2得点を挙げればボビー・タンブリング(Bobby Tambling)氏が持つクラブ歴代通算得点記録の202に並ぶことが出来るものの、シーズン終了後はチェルシーを退団する可能性がある。

 しかしランパードの得点によってチェルシーが上位4位内で今季を終える為に必要な勝ち星を挙げた結果が、ラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)暫定監督にとっては、意義の深いこととなった。(c)AFP/Steve Griffiths