【3月17日 AFP】12-13イングランド・プレミアリーグは16日、第30節の試合が各地で行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は0-2でエバートン(Everton)に敗れた。

 11-12シーズン王者のシティは、10人となったエバートンに敗れ、連覇の望みがほぼ絶たれた。同日行われた試合で首位のマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)がレディング(Reading FC)に勝利したため、2位シティとの勝ち点差は15に広がっている。

 ユナイテッドとの勝ち点差を縮めるため、ロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督率いるシティは是が非でも勝利が必要だった。

 しかし、シティは期待外れなシーズンの中で再び精彩を欠くプレーに終わり、後半途中にスティーブン・ピーナール(Steven Pienaar)が退場処分となったエバートンが、前半32分のレオン・オスマン(Leon Osman)のゴールと後半ロスタイムのニキツァ・イェラビッチ(Nikica Jelavic)の得点で勝利を手にした。

 試合終盤、カルロス・テベス(Carlos Tevez)のシュートがペナルティーエリア内にいたエバートンのマルアン・フェライニ(Marouane Fellaini)の腕に当たったもの、リー・プロバート(Lee Probert)主審はPKではなくFKの判定を下したこともあり、シティは不満の残る結果となった。

 エバートンは本拠地でのシティ戦では4連勝を飾り、欧州カップ戦の出場権獲得に望みをつなげている。(c)AFP/Graham Chase