【3月10日 AFP】イングランド、FAカップ2012-13(FA Cup 2012-13)は9日、準々決勝が行われ、ウィガン(Wigan Athletic)は3-0でエバートン(Everton)を下し、準決勝に進出した。

 プレミアリーグで残留争いにさらされているロベルト・マルティネス監督(Roberto Martinez)率いるウィガンだが、リーグトップ4入りを目指しているエバートンから前半のわずか4分間で3得点を挙げ、予期せぬ勝利を手にした。

 前半30分、ヨルディ・ゴメス(Jordi Gomez)の右CKをファーポストでマイノル・フィゲロア(Maynor Figueroa)が頭に合わせウィガンが均衡を破ると、そのわずか1分後にはカラム・マクマナマン(Callum McManaman)がエバートンのフィル・ネビル(Phil Neville)のミスパスに走りこみ、GKヤン・ムハ(Jan Mucha)を破って追加点を挙げた。

 同33分にはアルーナ・コネ(Arouna Kone)の横パスを受けたゴメスがペナルティーエリア外からシュートを決めてスコアを3-0とし、ウィガンはクラブ史上初のFAカップ準決勝進出を決めた。

 ウィガンの宮市亮(Ryo Miyaichi)は、後半途中にケヴィン・ミララス(Kevin Mirallas)の強烈なタックルを受けて負傷交代している。(c)AFP