エバートン、3部オールダムとドローで再試合へ FAカップ
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【2月17日 AFP】イングランド、FAカップ2012-13(FA Cup 2012-13)は16日、5回戦の試合が各地で行われ、エバートン(Everton)は2-2でオールダム・アスレチック(Oldham Athletic)と引き分けた。
リバプール(Liverpool FC)との4回戦で2得点を挙げてフットボールリーグ1(3部)のオールダムを勝利に導いたマット・スミス(Matt Smith)は、途中出場ながらもエバートンを苦しめるプレーを見せ、オールダムの本拠地バウンダリー・パーク(Boundary Park)での試合を沸かせる同点ゴールを決めた。
前半13分、オールダムがジョーダン・オビタ(Jordan Obita)のゴールで先制したが、同24分にエバートンはヴィクトル・アニチェベ(Victor Anichebe)のゴールで同点に追いつくと、後半3分にはフィル・ジャギエルカ(Phil Jagielka)がヘディングで逆転ゴールを挙げ、そのまま準決勝進出を決めるかのようにみえた。
しかし試合終了間際、元スーパーマーケット店員のスミスがヘディングで同点弾を決めてエバートンを率いるデビッド・モイーズ(David Moyes)監督の筋書を壊し、オールダムは決着を敵地グディソン・パーク(Goodison Park)での再試合に持ち込んだ。
1月27日のリバプール戦以降、オールダムはフットボールリーグ1の降格圏にまで落ち、ポール・ディコフ(Paul Dickov)監督が解任されてトニー・フィリスカーク(Tony Philliskirk)氏が暫定的に指揮を執っているが、強豪チームを泣かせる手腕は健在だった。(c)AFP