【2月10日 AFP】12-13イングランド・プレミアリーグは9日、第26節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)は4-1でウィガン(Wigan Athletic)に勝利した。

 1月23日に行われたキャピタル・ワン・カップ(Capital One Cup 2012-13)準決勝、スウォンジー・シティ(Swansea City)との第2戦でボールボーイを蹴ったとして3試合の出場停止処分を科されていたエデン・アザール(Eden Hazard)が復帰早々に得点する活躍で勝利に貢献し、窮地に立たされたラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)暫定監督にかかるプレッシャーを緩めた。

 緊迫した雰囲気を欠いた本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)でチェルシーは大量得点を挙げたが、公式戦で5試合ぶりの白星を手にしたベニテス監督にとっては、ゴール数よりも結果が重要なものとなった。

 チェルシーは前半23分にラミレス(Ramires Santos do Nascimento)のゴールで先制すると、後半11分にアザールが追加点を挙げ完勝するかと思われたが、その2分後にウィガンはショーン・マロニー(Shaun Maloney)が追撃弾となるゴールを挙げた。

 僅差の勝利になるかと思われたが、チェルシーは同42分にフランク・ランパード(Frank Lampard)が、ボビー・タンブリング(Bobby Tambling)氏が持つクラブ歴代通算得点記録の202に迫る通算198得点目となるゴールを決めリードを広げると、終了間際には途中出場のマルコ・マリン(Marko Marin)が駄目押し点を挙げた。(c)AFP/Darren Witcoop