【2月6日 AFP】イングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッド（Manchester United）は5日、7月23日にJリーグ1部（J1）の横浜F・マリノス（Yokohama F Marinos）と親善試合を行うことを発表した。

　2013年夏に行うアジアツアーの一環として5年ぶりに日本で試合を行うことが決まったマンチェスター・ユナイテッドには、日本代表の香川真司（Shinji Kagawa）が所属しており、香川にとって国内のファンに活躍する姿を見せる絶好の機会となった。

　マンチェスター・ユナイテッドのデヴィッド・ギル（David Gill）最高経営責任者（CEO）は、「マンチェスター・ユナイテッドには日本で素晴らしい思い出があります。横浜F・マリノスとの親善試合は、来シーズンに向けた準備の一環として重要な試合になるでしょう」とコメントした。

「横浜の日産スタジアム（Nissan Stadium）は世界有数のスタジアムですし、イングランドのクラブで初めて（2008年に）クラブW杯（2008 FIFA Club World Cup）優勝を飾った私たちともつながりのある場所です」

　横浜F・マリノスの嘉悦朗（Akira Kaetsu）社長は、現在イングランド・プレミアリーグで首位に立つマンチェスター・ユナイテッドと対戦できることを光栄に思うと話し、「日本を代表して、シーズン中にあたる7月23日には世界中のサッカーファンに大きなインパクトを残すベストパフォーマンスを披露したい」と語った。

　日本代表で主力選手の香川は、2012年夏にドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント（Borussia Dortmund）からユナイテッドへ移籍して以降、メディアの注目を集めている。

　プレシーズンに行われるマンチェスター・ユナイテッドのアジアツアーは、ファンが多いアジアでの資金調達が目的と見られており、7月20日にオーストラリア、29日に香港で親善試合が予定されている。(c)AFP