【2月4日 AFP】12-13イングランド・プレミアリーグは3日、第25節の試合が行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)が1-0でウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich AlbionWBA)に勝利した。

 ジャーメイン・ デフォー(Jermain Defoe)が負傷したトッテナムだが、退場者を出したWBAを下し、3位チェルシー(Chelsea)との勝ち点差を1に縮めた。

 デフォーの負傷は、1月の移籍市場でストライカーを補強しなかったアンドレ・ビラス・ボアス(Andre Villas-Boas)監督を悩ませることになりそうだが、後半22分にギャレス・ベイル(Gareth Bale)が決めた素晴らしいゴールが決勝点となり、チームに勝利をもたらした。

 トッテナムは、後半開始早々にWBAの左サイドバックを務めるゴラン・ポポフ(Goran Popov)がつばを吐いて退場処分になったことを生かし、ベイルがマン・オブ・ザ・マッチの活躍を見せた。

 ポポフの退場により、ロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)をディフェンダーのリアム・リッジウェル(Liam Ridgewell)と交代せざるを得なかったWBAに対し、トッテナムはベイルが前節のノリッジ・シティ(Norwich City)戦を彷彿させる素晴らしいシュートを決め、試合の均衡を打破した。

 これでリーグ戦8試合負けなしとなった4位スパーズは、2013-14シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)出場権を争うエバートン(Everton)との勝ち点差を3に広げた。

 一方、スティーブ・クラーク(Steve Clarke)監督が率いるWBAは9位となっている。(c)AFP