【2月3日 AFP】12-13イングランド・プレミアリーグは2日、第25節の試合が各地で行われ、チェルシー(Chelsea)は2-3でニューカッスル(Newcastle United)に敗れた。

 チェルシーは、ムサ・シッソコ(Moussa Sissoko)に2得点を許すなど、敵地セント・ジェームズ・パーク(St James' Park)でニューカッスルのフランス革命の餌食となった。トゥールーズ(Toulouse FC)から獲得したシソッコなど、ニューカッスルはフランス・リーグ1のクラブから集中的に賢い補強を果たした。

 アラン・パーデュー(Alan Pardew)監督率いるマグパイズ(Magpies、ニューカッスルの愛称)は今冬の移籍市場で5人のフランス人選手を獲得し、降格圏間近に沈んでいたチームを活性化させている。

 前半41分にホナス・グティエレス(Jonas Gutierrez)のゴールで先制したニューカッスルだったが、チェルシーは後半10分にフランク・ランパード(Frank Lampard)が同点ゴールを挙げた。ランパードはこの得点でプレミアリーグ史上初となる、10年連続2桁得点を記録している。

 チェルシーはその6分後にフアン・マヌエル・マタ(Juan Manuel Mata)が逆転ゴールを挙げたものの、シソッコが同23分に同点とすると、試合終了間際に逆転ゴールを挙げた。

 一方、今季のニューカッスルのクラブ内得点王として名を残しながら、この冬にチェルシーに移籍したデンバ・バ(Demba Ba)が古巣との初対決に臨んだが、チャンスをつかみながらも得点を挙げることはできず、さらに顔面を負傷したため前半42分でフェルナンド・トーレス(Fernando Torres)と途中交代となった。(c)AFP/John Wardle