【1月31日 AFP】12-13イングランド・プレミアリーグは30日、第24節の試合が各地で行われ、チェルシー(Chelsea)はレディング(Reading FC)と2-2で引き分けた。

 ホームのレディングは試合終盤にアダム・レ・フォンドレ(Adam Le Fondre)が2得点を挙げる活躍を見せ、試合を引き分けに持ち込んで降格圏内からの脱出に成功した。

 フアン・マヌエル・マタ(Juan Manuel Mata)とフランク・ランパード(Frank Lampard)が得点を記録したチェルシーは、敵地マデイスキー・スタジアム(Madejski Stadium)で順当に勝利を手にし、4位トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)との勝ち点差を広げるかのように見えた。

 しかしながら、後半32分に途中出場したレディングの「切り札」レ・フォンドレの活躍で試合は振り出しに戻されたため、チェルシーのラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)暫定監督は、サポーターから嫌われている自身の評価を覆すことができなかった。

 レディングのレ・フォンドレは後半42分に1点を返すと、同ロスタイムには同点に追いつくボレーシュートを決め、チームを降格圏から救い出した。レ・フォンドレはリーグ戦最近3試合で5得点を記録しており、前節のニューカッスル(Newcastle United)戦でも途中出場から2得点を挙げてチームを勝利に導いている。

 リーグ3位のチェルシーは、この試合に勝利していれば4位トッテナムとの勝ち点差を6に広げ、2位マンチェスター・シティ(Manchester City)との差を4に縮めることができたが、最終的に勝ち点2を無駄にする結果となった。(c)AFP/Ian Winrow