【1月21日 AFP】12-13イングランド・プレミアリーグは20日、第23節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)が2-1でアーセナル(Arsenal)に勝利した。

 雪が降る本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)でチェルシーは、同じロンドンに拠点を置くライバルのアーセナルを退け、ホームで行われたリーグ戦最近8試合で2勝目となる白星を手にした。

 前半6分にフアン・マヌエル・マタ(Juan Manuel Mata)の得点で先制したチェルシーは、同16分にラミレス(Ramires Santos do Nascimento)がアーセナルのGKヴォイチェフ・シュチェスニー(Wojciech Szczesny)に倒されて獲得したPKをフランク・ランパード(Frank Lampard)が決め、前半だけで2-0とリードした。

 しかし後半13分にアーセナルは、18日に契約延長が決まったばかりのテオ・ウォルコット(Theo Walcott)がチェルシーのブラニスラフ・イヴァノヴィッチ(Branislav Ivanovic)を振り切ると、最後はペトル・チェフ(Petr Cech)を破るシュートでゴールを奪い、1点差に詰め寄った。

 その後もアーセナルは同点に追いつこうとゴールに迫り続けたが、11-12シーズンの欧州王者チェルシーが耐えしのぎ勝ち点3を手にした。

 16日のサウサンプトン(Southampton FC)戦では2点のリードを追い付かれて2-2の引き分けに終わり、ラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)監督だけでなくチーム全体がブーイングを浴びながらピッチを去ったチェルシーだが、この日は勝利を収めて3位をキープした。一方、アーセナルは6位となっている。(c)AFP