【1月19日 AFP】イングランド・プレミアリーグのサウサンプトン(Southampton FC)は18日、ナイジェル・アドキンス(Nigel Adkins)監督を解任し、新指揮官にマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)氏を招聘(しょうへい)すると発表した。

 サウサンプトンは16日に行われたチェルシー(Chelsea)戦で2点差をつけられながらも2-2の引き分けに持ち込み、降格圏から勝ち点3差の15位につけているが、この結果は監督交代に歯止めをかけることはできなかった。

 ポチェッティーノ新監督の初陣は21日に行われるリーグ戦第23節のエバートン(Everton)戦となっている。

 2010-11シーズンにスカンソープ・ユナイテッド(Scunthorpe United)から当時フットボールリーグ1(3部)に所属していたセインツ(Saints、サウサンプトンの愛称)の指揮官に就任したアドキンス前監督は、2シーズン連続で昇格を果たし、チームをプレミアリーグに導いた。

 シーズン序盤は苦しんでいたセインツだが、リーグ戦ここ12試合での黒星は2と持ち直していた。

 一方、現役時代の大半をスペイン1部リーグのRCDエスパニョール(RCD Espanyol)で過ごし、その後同クラブで監督を務めたポチェッティーノ氏は、DFとしてアルゼンチン代表20キャップを誇っている。(c)AFP