【1月17日 AFP】12-13イングランド・プレミアリーグは16日、第17節の試合が行われ、チェルシー（Chelsea）はサウサンプトン（Southampton FC）と2-2で引き分けた。

　この日ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン（Bayern Munich）の次期監督に就任したジョゼップ・グアルディオラ（Josep Guardiola）氏への関心が取りざたされていたチェルシーは、リーグ戦16試合を残して3位のチェルシーと首位マンチェスター・ユナイテッド（Manchester United）との勝ち点差は13となり、優勝争いから後退した。
　チェルシーは前半だけでデンバ・バ（Demba Ba）とエデン・アザール（Eden Hazard）が得点を記録し、2日のクイーンズ・パーク・レンジャーズ（Queens Park Rangers、QPR）戦と9日のスウォンジー・シティ（Swansea City）戦で続いていたホームでの連敗を止め、勝利を手にするかのように見えた。

　しかしアウェーのサウサンプトンは後半に入ると反撃を開始し、同13分に途中出場のリッキー・ランバート（Rickie Lambert）が1点を返すと、同じく30分にはジェイソン・パンチェオン（Jason Puncheon）が同点ゴールを決めて引き分けに持ち込んだ。

　ホームで2点を先取しながらも、格下のサウサンプトンと引き分けに終わったチェルシーの選手たちは、ブーイングを浴びながらピッチを後にし、サポーターから嫌われているラファエル・ベニテス（Rafael Benitez）監督の立場もより厳しいものとなった。(c)AFP/Ian Winrow