【1月14日 AFP】12-13イングランド・プレミアリーグは13日、第22節の試合が各地で行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は2-0でアーセナル(Arsenal)に勝利した。

 前半10分、アーセナルのローラン・コシールニー(Laurent Koscielny)がシティのエディン・ジェコ(Edin Dzeko)への反則で退場処分となったプレーがターニングポイントとなった。

 ジェコはこのファウルで得たPKを外してしまったものの、数的優位に立つシティはアーセナルを攻め、同21分にジェームス・ミルナー(James Milner)、同32分にはジェコがゴールを決めた。

 シティは後半30分に主将のヴィンセント・コンパニー(Vincent Kompany)が退場処分となったものの、アーセナルが反撃に転じるには遅すぎた。リーグ戦でシティがアーセナルの本拠地で勝利を挙げたのは、1975年10月以来、約38年ぶり。

 同日行われた試合で首位マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)が2-1でリバプール(Liverpool FC)を下していたため、11-12シーズン王者のシティはこの試合に敗れれば勝ち点差を10に広げられるところだった。しかし、ここ6試合で5勝目を挙げたシティは首位ユナイテッドとの勝ち点差7を逆転しての優勝へ望みをつないだ。

 一方アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger) 監督率いるガナーズ(Gunners、アーセナルの愛称)は、4位のトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)との勝点差が6となり、欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)出場権獲得がさらに厳しくなっている。(c)AFP