【1月13日 AFP】12-13イングランド・プレミアリーグは12日、第22節の試合が各地で行われ、クイーンズ・パーク・レンジャーズ(Queens Park RangersQPR)とトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は0-0の引き分けに終わった。

  QPRの本拠地ロフタス・ロード(Loftus Road Stadium)で行われた一戦は、トッテナムにとってアフリカネイションズカップ(2013 The Africa Cup of Nations)に出場するトーゴ代表のエマヌエル・アデバヨール(Emmanuel Adebayor)が離脱する前の最後の試合となった。

 一方、QPRでは米MLSのトロントFC(Toronto FC)で選手兼監督を務めることが決まったライアン・ネルセン(Ryan Nelsen)が出場している。

 前半に先制のチャンスを得たトッテナムだったが、ジャーメイン・デフォー(Jermaine Defoe)の約20メートルの位置から放ったシュートはポストに嫌われ、こぼれ球に反応したアデバヨールはQPRのGKジュリオ・セザール(Julio Cesar)に抑えられた。対するQPRはショーン・ライト=フィリップス(Shaun Wright-Phillips)が2度の好機を生かすことができなかった。

 後半にもデフォーが得点チャンスを迎えたトッテナムだったが、セザールの牙城を崩すまでにはいたらず、カイル・ウォーカー(Kyle Walker)がフリーキックから直接得点を狙ったものの、シュートはクロスバーを越えた。

 2日に行われた第21節でチェルシー(Chelsea)を1-0で破り大金星を挙げたQPRは、この日も勝ち点1を積み上げることに成功したが、レディング(Reading FC)を抜いて最下位を脱出することはできず、残り16試合で残留圏内との勝ち点差は5となっている。(c)AFP/Tom Williams