【12月27日 AFP】12-13イングランド・プレミアリーグは26日、第19節の試合が各地で行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は4-0でアストン・ビラ(Aston Villa)に大勝した。

 ギャレス・ベイル(Gareth Bale)がプレミアリーグで自身初となるハットトリックを挙げてマン・オブ・ザ・マッチに輝き、快勝したトッテナムは暫定4位に順位を上げた。

 アストン・ビラは0-8と屈辱的な惨敗を喫した23日のチェルシー(Chelsea)戦に比べれば改善がみられたが、守備は後半途中で崩壊し、ジャーメイン・デフォー(Jermain Defoe)とベイルが躍動したトッテナムが悠々と勝利を挙げた。

 トッテナムは後半12分、ベイルが後ろへ戻したボールを受けたサイドバックのカイル・ノートン(Kyle Naughton)がきれいなスルーパスを送ると、反応したデフォーが右足でGKブラッド・グサン(Brad Guzan)の股を抜くトーキックのシュートを決めた。

 同16分にはカウンターからベイルが得点を挙げて2-0としたトッテナムは、同28分にもベイルがアーロン・レノン(Aaron Lennon)のパスをペナルティーエリア内でフリーで受け、約12メートルの距離からゴールを決めてリードを広げた。ベイルはさらに同39分、途中出場したギルフィ・シグルズソン(Gylfi Sigurdsson)のお膳立てからハットトリックを達成した。

 この勝利でアンドレ・ビラス・ボアス(Andre Villas-Boas)監督率いるトッテナムは、エバートン(Everton)を得失点差で上回り暫定4位へ浮上した。一方、ここ2試合で得失点差を一挙に12減らしたポール・ランバート(Paul Lambert)監督率いるアストン・ビラだが、降格圏とは勝ち点3差の暫定16位にとどまっている。(c)AFP