【12月24日 AFP】12-13イングランド・プレミアリーグは23日、第18節の2試合が行われ、チェルシー(Chelsea)が8-0アストン・ビラ(Aston Villa)に大勝した。

 今季リーグ戦ではこれまでにないほど歴然たる力の差を見せつけたチェルシーが、アストラン・ビラを下してリーグ3位に浮上した。

 欧州チャンピオンズリーグ2011-12(UEFA Champions League 2010-11)覇者のチェルシーは、前半3分にフェルナンド・トーレス(Fernando Torres)、同29分にダビド・ルイス(David Luiz)、同34分にブラニスラフ・イヴァノヴィッチ(Branislav Ivanovic)が得点を挙げて3-0で前半を折り返すと、後半13分にはプレミアリーグ出場通算500試合を飾ったフランク・ランパード(Frank Lampard)がミドルシュートでチーム4点目を決めた。

 さらに同30分には途中交代で出場したラミレス(Ramires Santos do Nascimento)がルーカス・ピアソン(Gustavo Lucas Domingues Piazon)のパスを受けてゴールを決めて5点目を挙げると、同34分にオスカル(Oscar dos Santos Emboaba Junior)がPKでゴールネットを揺らし、同38分にはエデン・アザール(Eden Hazard)がチームの7点目を挙げ、後半ロスタイムにはラミレスがこの試合2点目を決めた。

 チェルシーの8-0での勝利は2010年5月のウィガン(Wigan Athletic)戦以来、リーグ戦では史上2度目となった。一方のアストン・ビラは、プレミアリーグで過去最悪の敗戦を喫した。

 プレミアリーグの最多得点差勝利は、1994-95シーズンにマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)が9-0で勝利したイプスウィッチ・タウン(Ipswich Town)戦となっている。(c)AFP