【12月22日 AFP】中東を拠点とする投資銀行GFHキャピタル(GFH Capital)は21日、イングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)に所属するリーズ・ユナイテッド(Leeds United)の買収完了を発表した。

 GFHキャピタルの取締役が記者会見に出席し、第1の目標はクラブのプレミアリーグ昇格と語った。

 これまで1部リーグで3度の優勝を誇るリーズは、2000-01シーズンはサッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)で準決勝に進出したものの、度重なる財政の不適切な管理により、リーグを転げ落ちた。

 2003-04シーズンにプレミアリーグから降格したリーズは、一時はフットボールリーグ1(3部)にまで落ちたものの、現在はチャンピオンシップリーグで昇格を狙う位置につけている。

 GFHキャピタルは、バーレーンの投資銀行ガルフ・ファイナンス・ハウス(Gulf Finance House)の子会社で、クラブ買収のため5200万ポンド(約71億円)を支払ったと報じられている。(c)AFP