【12月7日 AFP】サッカー、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に所属するジョン・オビ・ミケル(John Obi Mikel)が6日、3試合の出場停止と罰金6万ポンド(約800万円)の処分を科された。

 ミケルは、10月28日に行われたリーグ戦第9節のマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)戦後、審判団に抗議を行っていた。

 この試合を裁いたマーク・クラッテンバーグ(Mark Clattenburg)主審はミケルに対し人種差別主義的な発言をした疑いを持たれ物議をかもしていたが、その後の捜査で同氏の嫌疑は晴れた。

 イングランドサッカー協会(Football AssociationFA)は、ミケルが試合後に審判団の控室で脅迫的で侮辱的な不適切行為を行ったことを認めていると発表した。

 処分は即日執行となり、ミケルは26日まで英国内での試合に出場できない。

 5日にチェルシーと5年間の契約延長を交わしたばかりのミケルは、8日のサンダーランド(Sunderland)戦は逃すこととなるが、13日に日本で行われる12クラブW杯(2012 FIFA Club World Cup)の試合には出場可能となっている。(c)AFP