【12月2日 AFP】12-13イングランド・プレミアリーグは1日、第15節の試合が各地で行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は4-3でレディング(Reading FC)に勝利した。

 前半だけで両チーム合わせて7得点が生まれた息をのむ試合で、ユナイテッドはロビン・ファン・ペルシー(Robin Van Persie)が決勝点を挙げてレディングを下し、リーグ首位を守った。マンチェスター・ユナイテッドはこれでリーグ戦7度目となる逆転勝利を挙げ、劇的な形で仕事を完遂した。

 ユナイテッドは前半8分にレディングのハル・ロブソン・カヌ(Hal Robson-Kanu)に先制点を許したものの、同13分にアンデルソン(Anderson Oliveira)が同点とすると、同16分にはウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)のPKで逆転し、主導権を握ったかに見えた。

 しかしレディングは同19分と23分に、CKから似た形でアダム・レ・フォンドレ(Adam Le Fondre)とショーン・モリソン(Sean Morrison)がヘディングシュートを決め、ユナイテッドのアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)監督を1度は茫然とさせた。

 ユナイテッドはその後反撃し、同30分にルーニーが同点ゴール、同34分にファン・ペルシーが逆転ゴールを決めて勝利したが、今後もこのように簡単に得点を許し続ければ、タイトル奪還はおぼつかない。

 プレミアリーグの試合で前半だけで7点が入ったのはこれまでわずか2回。1997-98シーズンのブラックバーン・ローバーズ(Blackburn Rovers)対リーズ・ユナイテッド(Leeds United)戦は敵地に乗り込んだリーズが4-3で勝利し、1999-2000シーズンのダービー・カウンティ(Derby County)対ブラッドフォード・シティ(Bradford City)は4-4の引き分けに終わっている。(c)AFP/Darren Witcoop