【9月30日 AFP】12-13イングランド・プレミアリーグは29日、第6節の試合が各地で行われ、チェルシー(Chelsea)は2-1でアーセナル(Arsenal)に勝利した。

 クイーンズ・パーク・レンジャーズ(Queens Park RangersQPR)のアントン・ファーディナンド(Anton Ferdinand)に人種差別発言を行ったとして、イングランドサッカー協会(Football AssociationFA)から4試合の出場停止処分を受けたジョン・テリー(John Terry)が出場したチェルシーは、フェルナンド・トーレス(Fernando Torres)とフアン・マヌエル・マタ(Juan Manuel Mata)の得点で白星を挙げ、開幕からの無敗を守った。

 テリーには出場停止処分に対して異議申し立てを行う権利があり、これが完了するまで処分は適用されない。

 チェルシーは前半20分にトーレスのゴールで先制したものの、アーセナルは同42分にジェルヴィーニョ(Gervinho)の得点で同点とした。

 しかし後半8分、チェルシーはマタの蹴ったフリーキック(FK)がクリアを焦ったローラン・コシールニー(Laurent Koscielny)をかすめてゴールに吸い込まれた。

 この黒星で開幕からの無敗記録が途切れたアーセナルは、タイトル獲得への試金石となる試合で好守両面でもろさを見せた。(c)AFP/Ian Winrow