【9月23日 AFP】12-13イングランド・プレミアリーグは22日、各地で第5節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)は1-0でストーク・シティ(Stoke City)に勝利した。

 試合は、ストークが開幕から続くリーグ戦の引き分けを5に伸ばすかと思われたが、チェルシーは後半40分にアシュリー・コール(Ashley Cole)が得点を決め、ストークに今シーズン初の黒星をつけた。

 ロベルト・ディ・マッテオ(Roberto Di Matteo)監督は、19日に2-2の引き分けに終わった欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)グループリーグ第1節のユベントス(Juventus)戦を考慮し、ジョン・テリー(John Terry)とフランク・ランパード(Frank Lampard)をベンチに置き、フェルナンド・トーレス(Fernando Torres)の後ろにフアン・マヌエル・マタ(Juan Manuel Mata)、エデン・アザール(Eden Hazard)、オスカル(Oscar dos Santos Emboaba Junior)の3人を並べた。

 一方、ストークのトニー・ピューリス(Tony Pulis)監督も先発フォワードにマイケル・オーウェン(Michael Owen)ではなくピーター・クラウチ(Peter Crouch)を起用し、リーグ戦では1974年以来となるスタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)での勝利を目指した。

 チェルシーは試合終了5分前、ブルース(チェルシーの愛称)では古株となったコールが、中央でフリーになっていた自身の前にこぼれたボールを押し込み、勝利をものにした。

 2010年5月以来得点から遠ざかっていたコールだがゴール前で慌てることはなく、ストークのゴールキーパー(GK)アスミール・ベゴヴィッチ(Asmir Begovic)が猛烈な勢いで寄せてくる中、冷静にボールを浮かせてゴールを決め、均衡を破った。(c)AFP/Ed Aarons