【9月13日 AFP】11日に行われた2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)アジア最終予選のイラク戦を腰の痛みのため欠場したマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)の香川真司(Shinji Kagawa)が12日、今後はより入念に体のケアを行うと誓った。

 腰に軽い張りを訴え、1-0で勝利した試合を欠場した香川は、長距離移動と疲労を原因に挙げ、さらなる怪我を防ぐため体をさらに強化する必要があると認めるとともに、クラブへの合流時期は未定と明かした。

 英国への12時間のフライトを前に空港で報道陣の質問に答えた香川は「たぶん移動と疲労が原因。体のケア次第で何とかなる。良い教訓になった」とコメントした。

 イラク戦の前日練習中に腰にズキズキとした痛みを感じた香川は治療を受けたものの、キックオフ直前にベンチ入りメンバーから外れることが決まった。

 しかし、ドイツのボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)から今夏マンチェスター・ユナイテッドへ注目の移籍を果たした香川は、「プレミアに移ってからは柔軟性や体幹の強さを高める必要があると痛感していた」と語り、身長172センチ、体重63キログラムの自分にとってはフィジカル強化の必要性はすでに明らかだったという。

 腰の状態については改めて「重症ではない」とした上で治療を受けていることを明かした香川は、「戦列には早い段階で戻れると思う。メディカルスタッフと相談する必要はあるけれど、次の試合までベストを尽くす。厳しいゲームが始まっていくし、レギュラー争いも大変なので、万全の状態で挑みたい」と語った。(c)AFP