【7月14日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)は13日、イタリア・セリエAのASローマ(AS Roma)からイタリア代表ストライカーのファビオ・ボリーニ(Fabio Borini)を獲得したと発表した。

 6月にブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)新監督が就任して以降、リバプールにとって初めての補強となった21歳のボリーニは、メディカルチェックを経て契約書に署名した。移籍金は明かされていないものの、報道では780万ポンド(約9億6000万円)と伝えられている。
 
 10-11シーズンに当時ロジャーズ監督が指揮官を務めていたスウォンジー・シティ(Swansea City)に期限付き移籍しているボリーニは、出場9試合で6得点を挙げてチームのプレミアリーグ(1部)昇格に貢献した。

 ASローマに戻った11-12シーズンに26試合で10得点を記録したボリーニは、米国との親善試合でイタリア代表デビューを飾ると、欧州選手権2012(UEFA Euro 2012)では同国代表メンバーに名を連ねた。

 リバプールは同日、ミッドフィルダー(MF)のマキシ・ロドリゲス(Maxi Rodriguez)がアルゼンチン1部リーグのニューウェルス・オールドボーイズ(Newell’s Old Boys)に移籍することを発表した。

 2010年1月にスペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)からリバプールに加入した31歳のロドリゲスは、ここまで通算73試合に出場し17得点を挙げている。

 リバプールは公式ホームページで「関係者一同、これまでクラブに貢献してくれたマキシに感謝し、今後の活躍を心より祈っている」と声明を発表している。(c)AFP