【6月15日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は14日、7月に南アフリカを訪れ、4日間で親善試合2試合を行うことを発表した。

 11-12プレミアリーグで2位に終わったマンチェスター・ユナイテッド(以下ユナイテッド)は、7月18日にダーバン(Durban)で南アフリカ1部リーグのアマズルFC(AmaZulu FC)と、21日にはケープタウン(Cape Town)で同リーグのアヤックス・ケープタウンFC(Ajax Cape Town FC)と親善試合を行なう。

 スウェーデン人のロジャー・パルムグレン(Roger Palmgren)監督率いるアマズルFCは、11-12シーズンをリーグ7位で終え、オランダ人のマールテン・ステケレンブルフ(Maarten Stekelenburg)監督が指揮を執るアヤックス・ケープタウンFCは、10-11シーズンの2位から一転して11-12シーズンは9位に低迷した。

 その後ユナイテッドは中国に移動し、25日には中国スーパーリーグ(1部)の上海申花 (Shanghai Shenhua)と親善試合を行う。

 国外クラブながら南アフリカで高い人気を誇るマンチェスター・ユナイテッドは、同国を訪問した2006年と2008年のシーズンでリーグ優勝を果たしている。

 ユナイテッドの広報担当を務めるフィル・タウンセンド(Phil Townsend)氏は南アフリカのメディアに対し、今回の訪問が新戦力にとって有意義な機会になると語った。

 タウンセンド氏は「南アフリカツアーでは、選手たちに厳しいシーズンへ向けた準備をしてもらうと同時に、新戦力をチームに馴染ませることも目的に含まれている。また、海外にいるファンの方々に直接チームを見てもらう機会にもなる」と話した。(c)AFP