リバプール、ロジャーズ新監督就任を発表
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【6月2日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)は1日、スウォンジー・シティ(Swansea City)で指揮を執っていたブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)氏を新監督として迎え入れたことを発表した。
北アイルランド出身で39歳のロジャーズ氏は、11-12シーズンのプレミアリーグで優勝したマンチェスター・シティ(Manchester City)に勝ち点37差をつけられ、5月初めに成績不振を理由に解任されたケニー・ダルグリッシュ(Kenny Dalglish)監督の後を引き継ぐことになった。
リバプールのオーナー会社である米国のフェンウェイ・スポーツ・グループ(Fenway Sports Group、FSG)は、2011年1月に現在イングランド代表監督を務めるロイ・ホジソン(Roy Hodgson)氏を解任してダルグリッシュ元監督にチームを任せて以降、選手獲得に約1億ポンド(約128億円)以上を投じていた。
11-12シーズンのリバプールは、カーリング杯2011-12(Carling Cup 2011-12)で優勝を飾ったものの、アンディ・キャロル(Andy Carroll)やスチュワート・ダウニング(Stewart Downing)、ジョーダン・ヘンダーソン(Jordan Henderson)、チャーリー・アダム(Charlie Adam)といった高額な移籍金で獲得した選手が不発に終わり、リーグ戦は約20年ぶりの8位に終わった。
一方、ロジャーズ新監督が率いたスウォンジーは、格上のリバプールから勝ち点4を奪うなど、プレミア昇格1年目のシーズンを11位で終えている。
スウォンジーで2年間指揮を執ったロジャーズ新監督は、本拠地アンフィールド(Anfield)で監督就任会見に臨み、「私にこのような機会を与えてもらい、幸せに思っている。偉大なクラブで指揮を執る機会をくれた筆頭オーナーのジョン・ヘンリー(John W. Henry)氏とトム・ワーナー(Tom Werner)会長、FSGに感謝したい」と語った。(c)AFP