英プレミアリーグで長期出場停止処分が下された過去の事例
このニュースをシェア
31日撮影）。(c)AFP/GERRY PENNY
【5月24日 AFP】イングランド・プレミアリーグのクイーンズ・パーク・レンジャーズ（Queens Park Rangers、QPR）に所属するジョーイ・バートン（Joey Barton）が23日、イングランドサッカー協会（Football Association、FA）から12試合の出場停止処分を科された。
ここでは、イングランド国内リーグで長期に渡る出場停止処分を受けた過去の事例をまとめた。
■ルイス・スアレス（Luis Suarez）／現リバプール（Liverpool FC）
ウルグアイ代表のスアレスは、11-12シーズン第8節の試合でマンチェスター・ユナイテッド（Manchester United）のパトリス・エヴラ（Patrice Evra）に対し人種差別発言を行ったとして、8試合の出場停止処分と4万ポンドの罰金を科された。スアレスは処分を受け入れたものの、両者が再び対峙した試合でエヴラとの握手を拒み、再び批判を受けた。
■エリック・カントナ（Eric Cantona）
現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍していたカントナは、1995年1月に行われたクリスタルパレス（Crystal Palace）戦でレッドカードを提示され退場処分となった。ピッチを去る際、カントナは挑発してきたクリスタルパレスのサポーターに「カンフーキック（飛び蹴り）」を見舞い、9か月間の全試合出場停止処分と120時間の奉仕活動を命じられた。
■マーク・ボスニッチ（Mark Bosnich）
オーストラリア出身でチェルシー（Chelsea）のゴールキーパー（GK）だったボスニッチ氏は、2002年9月のドーピング検査でコカイン使用が発覚し、9か月の出場停止処分が科された後にクラブから解雇された。
■リオ・ファーディナンド（Rio Ferdinand）／現マンチェスター・ユナイテッド
2003年9月に行われたドーピング検査を受けなかったとして8か月の出場停止処分を科された。この処分を受けてファーディナンドは、欧州選手権2004（UEFA Euro 2004）のイングランド代表メンバーからも外されている。
■パオロ・ディ・カニオ（Paolo Di Canio）
イタリア出身のストライカーで、現在はイングランド4部のスウィンドン・タウン（Swindon Town FC）で監督を務めているディ・カニオは、シェフィールド・ウェンズデイ（Sheffield Wednesday）に所属していた1998年9月のアーセナル（Arsenal）戦で主審を突き飛ばし、11試合の出場停止処分と1万ポンドの罰金を科された。
短気な性格のディ・カニオだが、プレー中の紳士的な振る舞いが評価され、フェアプレー賞（Fair Play Award）を受賞したこともある。
■ヴィニー・ジョーンズ（Vinnie Jones）
強暴な選手だったことから『ハードマン』のあだ名がついたジョーンズは、そのイメージを定着させようと1992年11月に過激なタックルシーンを収録したビデオを発売し、FAから6か月の出場停止（執行猶予3年）と、当時最高額の2万ポンドの罰金処分が科された。
■ロイ・キーン（Roy Keane）
マンチェスター・ユナイテッドに所属していたキーンは、2002年に出版した自伝の中で、2001年に行われたマンチェスター・シティ（Manchester City）とのダービーマッチで接触したアルフ・インゲ・ハーランド（Alf-Inge Haaland）を批判し、5試合の出場停止と15万ポンドの罰金が科された。
また、元アイルランド代表のキーンは、2002年のサッカーW杯日韓大会を控えた代表チームの直前合宿で内紛を起こし、W杯に出場することなく帰国して批判を浴びている。
■デビッド・プルットン（David Prutton）／現シェフィールド・ウェンズデイ
2005年にサウサンプトン（Southampton FC）に所属していたプルットンは、アーセナル戦でレッドカードを提示した主審を突き飛ばし、10試合の出場停止処分と6000ポンドの罰金を命じられた。
■ポール・デイビス（Paul Davis）
1988年にアーセナルのミッドフィルダー（MF）としてプレーしていたデイビスは、サウサンプトンのグレン・コッケリル（Glenn Cockerill）を殴り、9試合の出場停止処分を受けた。
■シェフィールド・ウェンズデイの賭博事件
1964年にシェフィールド・ウェンズデイに所属していたデビッド・レイン（David Layne）、ピーター・スワン（Peter Swan）、トニー・ケイ（Tony Kay）の3氏は、サッカー賭博事件に関与したとして逮捕され、禁固刑に科された上に選手資格を永久剥奪された（7年後に処分は解かれている）。(c)AFP
ここでは、イングランド国内リーグで長期に渡る出場停止処分を受けた過去の事例をまとめた。
■ルイス・スアレス（Luis Suarez）／現リバプール（Liverpool FC）
ウルグアイ代表のスアレスは、11-12シーズン第8節の試合でマンチェスター・ユナイテッド（Manchester United）のパトリス・エヴラ（Patrice Evra）に対し人種差別発言を行ったとして、8試合の出場停止処分と4万ポンドの罰金を科された。スアレスは処分を受け入れたものの、両者が再び対峙した試合でエヴラとの握手を拒み、再び批判を受けた。
■エリック・カントナ（Eric Cantona）
現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍していたカントナは、1995年1月に行われたクリスタルパレス（Crystal Palace）戦でレッドカードを提示され退場処分となった。ピッチを去る際、カントナは挑発してきたクリスタルパレスのサポーターに「カンフーキック（飛び蹴り）」を見舞い、9か月間の全試合出場停止処分と120時間の奉仕活動を命じられた。
■マーク・ボスニッチ（Mark Bosnich）
オーストラリア出身でチェルシー（Chelsea）のゴールキーパー（GK）だったボスニッチ氏は、2002年9月のドーピング検査でコカイン使用が発覚し、9か月の出場停止処分が科された後にクラブから解雇された。
■リオ・ファーディナンド（Rio Ferdinand）／現マンチェスター・ユナイテッド
2003年9月に行われたドーピング検査を受けなかったとして8か月の出場停止処分を科された。この処分を受けてファーディナンドは、欧州選手権2004（UEFA Euro 2004）のイングランド代表メンバーからも外されている。
■パオロ・ディ・カニオ（Paolo Di Canio）
イタリア出身のストライカーで、現在はイングランド4部のスウィンドン・タウン（Swindon Town FC）で監督を務めているディ・カニオは、シェフィールド・ウェンズデイ（Sheffield Wednesday）に所属していた1998年9月のアーセナル（Arsenal）戦で主審を突き飛ばし、11試合の出場停止処分と1万ポンドの罰金を科された。
短気な性格のディ・カニオだが、プレー中の紳士的な振る舞いが評価され、フェアプレー賞（Fair Play Award）を受賞したこともある。
■ヴィニー・ジョーンズ（Vinnie Jones）
強暴な選手だったことから『ハードマン』のあだ名がついたジョーンズは、そのイメージを定着させようと1992年11月に過激なタックルシーンを収録したビデオを発売し、FAから6か月の出場停止（執行猶予3年）と、当時最高額の2万ポンドの罰金処分が科された。
■ロイ・キーン（Roy Keane）
マンチェスター・ユナイテッドに所属していたキーンは、2002年に出版した自伝の中で、2001年に行われたマンチェスター・シティ（Manchester City）とのダービーマッチで接触したアルフ・インゲ・ハーランド（Alf-Inge Haaland）を批判し、5試合の出場停止と15万ポンドの罰金が科された。
また、元アイルランド代表のキーンは、2002年のサッカーW杯日韓大会を控えた代表チームの直前合宿で内紛を起こし、W杯に出場することなく帰国して批判を浴びている。
■デビッド・プルットン（David Prutton）／現シェフィールド・ウェンズデイ
2005年にサウサンプトン（Southampton FC）に所属していたプルットンは、アーセナル戦でレッドカードを提示した主審を突き飛ばし、10試合の出場停止処分と6000ポンドの罰金を命じられた。
■ポール・デイビス（Paul Davis）
1988年にアーセナルのミッドフィルダー（MF）としてプレーしていたデイビスは、サウサンプトンのグレン・コッケリル（Glenn Cockerill）を殴り、9試合の出場停止処分を受けた。
■シェフィールド・ウェンズデイの賭博事件
1964年にシェフィールド・ウェンズデイに所属していたデビッド・レイン（David Layne）、ピーター・スワン（Peter Swan）、トニー・ケイ（Tony Kay）の3氏は、サッカー賭博事件に関与したとして逮捕され、禁固刑に科された上に選手資格を永久剥奪された（7年後に処分は解かれている）。(c)AFP
