【5月22日 AFP】フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール(France Football)」は21日、欧州チャンピオンズリーグ2011-12(UEFA Champions League 2011-12)を制したチェルシー(Chelsea)のディディエ・ドログバ(Didier Drogba)が、チームメイトに退団する意向を表明したと報じた。

 フランス・フットボール誌によると、チャンピオンズリーグ決勝の翌日にロンドン(London)市内で行われた優勝パレードでドログバは、涙を流しながらチームメイトに退団の意思を伝えたとしている。

 ドログバは「来シーズンは一緒にプレーしないだろう。クラブを去る決意をしたとチームメイトの顔を見て伝えたかったが、彼らを目の前にすると感情を抑えきれず、そうすることはできなかった」と話している。

 また、チェルシーとの契約が今シーズンをもって満了を迎えるドログバは、「未知の世界に向かう準備をしている。それは今までと違う冒険になるだろう」と語っている。

 英国メディアは、コートジボワール代表として84試合に出場し55得点を挙げているドログバが、チェルシーで元チームメイトのニコラ・アネルカ(Nicolas Anelka)が選手兼コーチを務める中国スーパーリーグ(1部)の上海申花(Shanghai Shenhua)に移籍することが濃厚だとしている。(c)AFP

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