【3月31日 AFP】イングランド・プレミアリーグのアストン・ビラ(Aston Villa)は30日、所属するミッドフィールダー(MF)で主将を務めるスティリアン・ペトロフ(Stilian Petrov)が急性白血病の診断を受けたと発表した。

 クラブによると、ペトロフは24日に行われた第30節のアーセナル(Arsenal)戦後に発熱し、その後受けた検査で白血病の診断が下されたという。

 チームメイトのダレン・ベント(Darren Bent)はツイッター(Twitter)で「ペトロフの本当に悲しい知らせを聞いた。早く戦える状態に戻ることを願っている」と書き込むと、シェイ・ギブン(Shay Given)も「スティリアン・ペトロフの白血病のことはショックなことだ。ただ、僕らは彼と彼の家族とともにいる。彼が快復しますように」とペトロフにメッセージを送った。

 ペトロフは06-07シーズンに7年間所属したスコットランド・プレミアリーグのセルティック(Celtic)からアストン・ビラに加入していた。

 かつてペトロフとともセルティックでプレーし、現在は同クラブで指揮官を務めるニール・レノン(Neil Lennon)監督は、「知らせを聞いて非常に落ち込んでいる」と声明を発表し、ペトロフやその家族は「独りではない」とサポートを表明している。

 また、イングランド・プロサッカー選手協会(Professional Footballers' AssociationPFA)のゴードン・テイラー(Gordon Taylor)会長は、「ファブリス・ムアンバ(Fabrice Muamba)のことがあってからすぐのことということもあり非常に強いショックを受けている。我々にできるだけのサポートをしていく」とコメントを残している。(c)AFP

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