【8月24日 AFP】イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)は23日、サミル・ナスリ(Samir Nasri)のマンチェスター・シティ(Manchester City)への移籍で、両クラブ間が合意に至ったと発表した。

 アーセナルは公式ホームページ上で「アーセナルFCは、ナスリの移籍について、マンチェスター・シティと条件面で合意に達した」「メディカルチェックと正式な契約プロセスを経て、ナスリの移籍は完了となる」と声明を発表している。

 マンチェスター・シティが大幅な給与の増加を提示するなどしたため、ここ数週間にわたってナスリはマンチェスター・シティへの移籍を目論んでいた。そんな中、アーセナルは今シーズン末にナスリとの契約が切れることもあり、やむを得ず移籍に合意した。

 ナスリはフランス・リーグ1のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)からアーセナルに加入し、3シーズンを過ごした。

 セスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)をスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に放出し、出場停止や怪我の選手を抱える中でのナスリの移籍によって、アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督はさらに追い打ちをかけられることになった。(c)AFP