【8月12日 AFP】13日に開幕を迎えるイングランド・プレミアリーグ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)対エバートン(Everton)の一戦が、英ロンドン(London)で発生した暴動のために延期されることが明らかとなった。プレミアリーグ(English Premier LeagueEPL)が11日、発表した。

 一方、13日と14日にロンドンで行われる他の試合を含めたプレミアリーグの残り9試合については、予定通りに開催される。

 EPL側は、警察や地元自治体との協議の結果、ロンドン北部に位置するトッテナムの本拠地ホワイト・ハート・レーン(White Hart Lane)で行われる試合のみ、安全の確認がなされていないとしている。

 今回の暴動を受け、10日にロンドンのウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で開催が予定されていたイングランド対オランダの国際親善試合が中止となり、その他のロンドンで開催予定だったサッカーの試合も延期されている。

 スパーズ(Spurs、トッテナムの愛称)のホームタウンであるトッテナム(Tottenham)は、今回の暴動で最も大きな被害を受けた地区の1つとなっている。(c)AFP