【2月28日 AFP】カーリング杯2010-11(Carling Cup 2010-11)決勝、アーセナル(Arsenal)対バーミンガム・シティ(Birmingham City)。試合はバーミンガムが2-1で勝利し、優勝を果たした。

 1-1の同点で迎えた試合終了間際、バーミンガムはオバフェミ・マルティンス(Obafemi Martins)が決勝点を決め、番狂わせを演じた。敗れたアーセナルは、6年間トロフィーから見放されている。

 前半28分、バーミンガムはコーナーキックからロジャー・ジョンソン(Roger Johnson)が頭で繋いだボールを、長身のニコラ・ジギッチ(Nikola Zigic)がバックヘッドで流し込み先制。しかしアーセナルは同39分、アンドレイ・アルシャビン(Andrei Arshavin)が右サイドから上げた低いクロスにロビン・ファン・ペルシー(Robin Van Persie)が体を捻って合わせ、絶妙なボレーシュートを決めて同点に追いついた。

 同点のまま迎えた後半44分、バーミンガムのGKベン・フォスター(Ben Foster)の長いゴールキックをジギッチが頭で繋ぎ、このボールをアーセナルのGKヴォイチェフ・シュチェスニー(Wojciech Szczesny)とローラン・コシールニー(Laurent Koscielny)がクリアし損なったところを、マルティンスが決勝点を突き刺した。

 バーミンガムは、1962-63シーズンの同大会以来となるトロフィー獲得を果たした。一方のアーセナルは、2004-05シーズンのFAカップ(FA Cup)優勝以来となるトロフィーを逃す悲惨な結果となった。(c)AFP/Rob Woollard