【6月4日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)は3日、ラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)監督が両者合意により、退団することを発表した。

 ベニテス監督は3日、マーティン・ブロートン(Martin Broughton)会長、クリスティアン・パースロウ(Christian Purslow)マネジング・ディレクターと自身の去就について話し合うことになっていた。

 チームを立て直すための資金不足を巡るベニテス監督とクラブ幹部との対立が報じられたことで、同監督の退団は決定的とみられていた。

 リバプールは09-10シーズン、リーグ戦を7位で終え、欧州チャンピオンズリーグ2010-11(UEFA Champions League 2010-11)の出場権を逃していた。

 報道によると、リバプールが4年残っているベニテス監督との契約を破棄するためには、違約金1600万ポンド(約22億円)が必要とされていたが、ベニテス監督は約600万ポンド(約8億1400万円)を受け取ることで契約解除に合意したとされている。

 ベニテス監督は2004年にリバプールの指揮官に就任し、04-05シーズンにはチームを欧州チャンピオンズリーグ制覇に導いていた。(c)AFP