【6月9日 AFP】イングランド・プレミアリーグのウェストハム(West Ham)が8日、アイスランドの銀行が株式の大半を保有する資産管理グループにクラブを売却したと発表した。売却金は1億ポンド(約158億円)と伝えられている。

 CBホールディング(CB Holding)への売却により、ウェストハムは将来的資金の確保を見込んでいた。

 世界的な金融危機による影響で、前オーナー兼会長ビェルゴフル・グズムンドソン(Bjorgolfur Gudmundsson)氏の個人資産の大半が損失したことにより、ウェストハムの将来は疑問視されていた。

 売却により、グズムンドソン氏と前副会長のAsgeir Fridgeirsson氏はクラブを離れることになった。
 
 CBホールディングの大多数の株式は、アイスランドに拠点を置く投資銀行Straumur-Burdarasが保有している。(c)AFP